

シトシトと雨の降る3月初旬、大分県・国東半島(くにさきはんとう)に大麦若葉を生産していらっ
しゃる井福さんご夫妻を尋ねました。国東半島は大分県の北東、周防灘に丸く突き出した半島。
八幡神社の総社・宇佐 八幡宮があり、御仏の里とも呼ばれています。電車を降りて、車を走ら
せること1時間、のどかな田園風景が広がる様子を眺めながら、ゆっくりと時間が過ぎていきま
した。

車を降りると少しひんやりとした空気で、電車を下車した町とは温度が違います。標高が上が
った事に気づきました。顔をあげるとそこは・・。足元から少し小高い丘の向こうまで、一面に広
がる見渡す限りの大麦畑。「さわわさわわ」と風が吹き抜けていきます。時が止まったように静
かにむかえてくれる景色の中、しばらく呆然とたたずんでしまいました。
ふと目をやると大麦畑の中で手を振ってくださる二人の姿が・・。子供の頃から大麦若葉を育
ててきたご主人・井福我さん。満州から引き上げてきて結婚され、共に大麦若葉を育てていら
っしゃる奥様・八重子さん。お二人とも80歳を越えていらっしゃるのにとってもお元気です。

原料屋(以下:原):はじめまして。今日はよろしくお願いします。九州は温かいと思っていまし
たが、大変涼しい場所ですね。
井福さん(以下:井):ここは標高が高いので九州といっても平均気温が低い。通常よりも寒い
中で育てるので品質も違いますよ。
原:特にこだわっている部分はどこですか?
井:堆肥ですね。牛舎と契約して毎年牛糞を2トン取ってもらっています。堆肥の良し悪しが品質
にも現れるので堆肥にはこだわっています。普通は木くずなど入れるのですが、牛糞だけを醗酵
させて堆肥にしています。
原:刈り取りはいつごろですか?
井:3月頃です。このあたりは高山で、まだ肌寒い気候が続く頃刈り取ります。約30cm位に伸び
たら刈り取ります。今年は寒さの影響でまだ少し早いですので、もう少しおおきくなってからです
ね。せっかくですから、刈り取る様子を見せてあげよう。
実際の収穫の様子を見せてくださいました。
重い耕運機を軽々と動かすご様子にキャリアを感じました。


原:気遣っていらっしゃることはありますか?
井:そうですね。大麦若葉は刈り取るってしばらくすると色も変わるし、しおれてきます。早朝
明るくなる前から刈り取って、直ぐに加工場に運び入れます。
原:なるほど。加工場が近所にあるという事は重要ですね。
井:そのとおり。地元で生産して、地元で加工する。これがたいせつなんですよ。
原:有機で育てていらっしゃいますが、何かご苦労はありますか?
井:除草剤など使用しないので、草も一緒に生えています。刈り取る前に雑草を丁寧に抜きま
す。
原:この壮大な畑をですか!大変な重労働ですね。 収穫した後、製造工場でも細かくより分
けているとお聞きしましたが、一手間も二手間もかけていらっしゃるんですね。
井:苦労というよりも毎日の日課です。ここで生まれてここで育ち、おかげ様で今も元気に暮ら
しています。大麦は踏むほどいいので、毎日畑を見廻っています。妻とふたりでやってきました
。これからもがんばりますよ!
原:素敵なご夫婦ですね!

原:大麦若葉の粉末はどのように飲んでいらっしゃいますか?
井:冬場はお湯に大麦の粉末とはちみつを入れて飲んでいます。粉末も美味しいけど、この青
葉はそのままでも美味しいよ。
原:え、そうなんですか!
井:ちょっと食べてごらん
原:はい。いただきます!(もぐもぐ)
井:二条大麦という種類で、苦味が少ないんだよ。
原:ほんとうですね。苦味もなくってとても美味しいです。今日はお話を聞かせていただきありが
とうございました。
この後、ご自宅のお庭でお茶やお菓子をご馳走になりました。目の前に広がる大草原のような
大麦畑と、丘の向こうの麦畑も管理されているそうです。帰りは姿が見えなくなるまで手を振って
くださいました。どうぞいつまでもお元気で、仲良くお暮らしください。



緊張気味のご主人。
笑顔もとっても素敵なんです。

みずみずしいグリーンがとても綺麗でした。
どこまでも大麦畑が続いています。

トラックから耕運機を乗り降りさせるのは
なんとご主人お一人で。お元気です!

二条大麦の種。扱っているところが
少ないですが味が良く、栄養成分も豊富!

種を撒くトラクター。
しっかりお手入れされていました。

収穫したばかりの大麦若葉。
すぐに工場に運ばれます。
井福さんはじめ、国東半島の農家さんが大事に育てた大麦若葉を粉末にした、100%ピュアな有機JAS大麦若葉青汁粉末はライフスタイルに合わせて選べる2サイズをご用意しております。100g(1800円)なら1回2gでなんと50日分!1日あたり36円と、とっても経済的です。







